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世界の絵本に触れてみたい1

こんにちは。 先日、長男の通信高校の 相談会に行って来ました。 とても進んだ通信高校で、 勉強は全部パソコン、スマホで、 試験もタブレットを使うとのこと。

起業コースもあり、

通学コースに関しては、ほぼワークショップ的なグループ学習をして、ディスカッションを通して、生徒一人一人の積極性やアピール力を養うとか。

今の時代に合わせて高校もどんどん進化している。と大きな衝撃を受けて、帰ってきました。

長男から歳の離れた長女は、近所の公文に通い始め、

先生から

「毎日の絵本の読み聞かせが力になります。」とアドバイスされました。

国際性やオリジナリティを求められる時代。

世界の絵本に触れさせたい。

絵本の定期購読「ワールドライブラリーパーソン」に申し込みました。

そして、

つい先日きた絵本がこれです。

「ちいさなかえる」

ヤコブ・マーティン・ストリッド作/絵

たねだ まや訳

デンマークの絵本です。

お話しの内容は

突然、空からふってきたちいさなかえる。

かえるの家族に温かく迎えられますが、

実は大変ないたずらっ子。

お父さんの顔に落書きしたり、電話を焼いたり、

家族も困ってしまいます。

叱られたちいさなかえるは旅に出ます。

でも、また、ひとりぼっち。

そこへ、家族が迎えに来ます。

「悪い子なんて、かまうもんですか。

おまえが ここにいるだけで、かあさんたち幸せよ。」

そして、また、ちいさなかえるは温かい家族のもとへ戻って行きます。

私の子供達は、自閉症スペクトラムの診断を受けています。

長男が小学生の時は必死で、かかりつけの主治医がいるにもかかわらず、少しでも改善しないかと、策を探し良かれと思う病院を回っていました。

ある医大で、医師から、

「ここに通っても、今、通院している病院と変わらないですよ。」

と言われ、

私は偏食のこと。意思の疎通がはかりにくいこと、学校が終わっても家に帰れないこと、など、どれだけ大変か話し続けました。

それに対して医師は

「偏食でも食べれてるから良いじゃない。」

「ちゃんと家に帰れてるから良いじゃない。」

そして、

「生きているから、良いじゃない。」

そう、言われました。

その時、ものすごく、府に落ちたことを覚えています。

それから、中学校時代はほぼ、不登校になるのですが、

「生きていてくれたら、いい。」

と、その時も、今も、その言葉に救われています。

この絵本を読んで、

「生きていてくれたら、いい。」

「おまえがいてくれたら、いい。」

作者はそんな思いを伝えたかったのではないでしょうか。

エピローグも素敵です。

娘もこの本をとっても気に入り、

何度も読んでとせがまれます。

反抗期の長男にも読み聞かせしようかと言ったところ、

「はぁっ?」と一言。😲

幼い時期はあっという間。

絵本の読み聞かせも大切な時間。

その時間がなかなか作れないですが。😅

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