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はまる読書「Red]

読書の秋ですね。

とは言っても、

もう、冬も間近。

読書と言っても、なかなか時間がとれなかったり、

読み進めていくうちに、段々と億劫になったり、

する時が多々ありますが、

一度読み始めると止まらなくなる。

そんな本と出会った時は本当に嬉しいですよね。

 私は小説を時々読むのですが、

(漫画を読むことの方が圧倒的に多い。)

人気の小説でも、気持ちが入り込めず、

挫折してしまうことが、

よくあります。

 そんな感じで、

最近は小説からちょっと遠ざかって

いたのですが、

ネットの映画の宣伝で、

「わぁ、これ観たい。」

「原作はあるの?」

「原作、読みたい。」

と一気に引き込まれた予告がありました。

2020年2月に公開される

「Red」という映画です。

夏帆と妻夫木聡、主演。

なんだか、すごく、気になりました。

さっそく原作の小説を購入。

余談ですが、最近、本がたまってきて、

先日もBOOKOFFで本を売ったばかり。

メルカリとかヤフオクとかで売れば良いのですが、

これまた、億劫。

そんな性格を見越して、

小説「Red」は

電子書籍で購入。

そして、

はまりました。

時間が「ないない」と言いながら、

食事中や寝る前などは、

タブレットやスマホなどに、

用途用途、

姿を変えて。

字を大きくして、

洗濯物を干しながら、

料理や洗い物の時まで。

 それでも、読み終わるまで、

6日かかりました。

読み終わった後は、

完全に「Redロス」状態です。

雪の降る金沢が舞台の場面もあるのですが、

ラジオで「金沢旅行のご紹介です!」

などに、異様に反応して、

「雪の金沢。行きたい。」

など、寒がりな私が

普段は絶対思わないことを

思ってみたりしました。

私の頭の中では主役の塔子役に夏帆は

ものすごく、適役で、

小説を読んでいる脳内でも、

完全に夏帆で映像化されていました。

しかし、

相手役の鞍田役と妻夫木くんは

私のイメージでは違うみたいで、

脳内の映像化では

よくわからない人物で映像化されていました。

 ぶっちゃけ、不倫が題材です。

ウォーターボーイズの

さわやかな妻夫木くんは

誠実過ぎて、

イメージが似合わなかったのかも

しれません。

でも、映画は別物です。

小説では

かなり、くせがあって、

強引で、闇を感じる鞍田役を

さわやかな妻夫木君が演じると、

どんな感じになるのだろうかと、

楽しみでもあります。

 なぜ、この話に惹かれたのか、

考えてみました。

主役の30代の専業主婦の塔子。

家事や育児、全てのことを上手くこなし、

同居するお姑さんとも上手く付き合う。

無神経な夫に不満を抱きながらも、

家族の中の役割をきちんと果たしている。

そんな塔子が元カレ鞍田さんと再会して、

少しづつ強くなり、

自分に正直になっていく。

なんやかんや甘美な部分もありますが、

そのあたりは好みの加減として、

あえて、触れないでおきます。

してはいけない「不倫」なのですが、

妻、母、嫁という、

いろんな窮屈なしがらみを、

自分の正直な感情に従って、

取っ払っていく様は、

密かな共感を覚えます。

個人的には映画館で不倫もの

を観るのは、

ちょっとした勇気が

いる感じですが。

真冬の一人映画鑑賞も

良いかもしれません。

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