起業コースもあり、
通学コースに関しては、ほぼワークショップ的なグループ学習をして、ディスカッションを通して、生徒一人一人の積極性やアピール力を養うとか。
今の時代に合わせて高校もどんどん進化している。と大きな衝撃を受けて、帰ってきました。
長男から歳の離れた長女は、近所の公文に通い始め、
先生から
「毎日の絵本の読み聞かせが力になります。」とアドバイスされました。
国際性やオリジナリティを求められる時代。
世界の絵本に触れさせたい。
絵本の定期購読「ワールドライブラリーパーソン」に申し込みました。
そして、
つい先日きた絵本がこれです。
「ちいさなかえる」
ヤコブ・マーティン・ストリッド作/絵
たねだ まや訳
デンマークの絵本です。
お話しの内容は
突然、空からふってきたちいさなかえる。
かえるの家族に温かく迎えられますが、
実は大変ないたずらっ子。
お父さんの顔に落書きしたり、電話を焼いたり、
家族も困ってしまいます。
叱られたちいさなかえるは旅に出ます。
でも、また、ひとりぼっち。
そこへ、家族が迎えに来ます。
「悪い子なんて、かまうもんですか。
おまえが ここにいるだけで、かあさんたち幸せよ。」
そして、また、ちいさなかえるは温かい家族のもとへ戻って行きます。
私の子供達は、自閉症スペクトラムの診断を受けています。
長男が小学生の時は必死で、かかりつけの主治医がいるにもかかわらず、少しでも改善しないかと、策を探し良かれと思う病院を回っていました。
ある医大で、医師から、
「ここに通っても、今、通院している病院と変わらないですよ。」
と言われ、
私は偏食のこと。意思の疎通がはかりにくいこと、学校が終わっても家に帰れないこと、など、どれだけ大変か話し続けました。
それに対して医師は
「偏食でも食べれてるから良いじゃない。」
「ちゃんと家に帰れてるから良いじゃない。」
そして、
「生きているから、良いじゃない。」
そう、言われました。
その時、ものすごく、府に落ちたことを覚えています。
それから、中学校時代はほぼ、不登校になるのですが、
「生きていてくれたら、いい。」
と、その時も、今も、その言葉に救われています。
この絵本を読んで、
「生きていてくれたら、いい。」
「おまえがいてくれたら、いい。」
作者はそんな思いを伝えたかったのではないでしょうか。
エピローグも素敵です。
娘もこの本をとっても気に入り、
何度も読んでとせがまれます。
反抗期の長男にも読み聞かせしようかと言ったところ、
「はぁっ?」と一言。😲
幼い時期はあっという間。
絵本の読み聞かせも大切な時間。
その時間がなかなか作れないですが。😅
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